夢をかなえるゾウ 要点編
今回は、こちら
前回の記事でも言いましたが、私も大好きな本。なぜ大好きなのか、本の内容をご紹介していきます。
まず、ストーリーとしては、ガネーシャというゾウの形をした神様が、自分の人生を変えたいと願う社会人の男に、課題を与え成長を助けるというようなもの。
このガネーシャが終始ふざけた神様で、ダメ人間のような神様なんですが、とても良いことを言うんです。このギャップがイイんですよね〜。
しかも、松下幸之助やアイザック・ニュートンなどの偉人達と知り合いで、彼らを育てたのはワシやでとまで言っています。笑(ガネーシャはなぜか、大阪弁デス。)なので、偉人達のエピソードが随所に出てきて勉強になります。
ガネーシャ式と呼ばれる方法で、ガネーシャから合計29個の課題が出されます。
その課題を一つずつ紹介していく前に、私が一番響いた場面があります。
それは、物語の中盤で、主人公の男がガネーシャの課題を一つずつ行い、これなら変われるかもと自分に期待を持ち出してきた場面で、ガネーシャが「自分の教えなんて、全部過去の本に載っている」と伝え、主人公の本棚に入っている本を見ると、そこにほぼ同じ内容のことが書かれていたんです。
つまり、自分が過去に読んだ本に書いてあるのに、自分が行動に移していなかった、ただそれだけなんです。。。
私も何冊か自己啓発本を買って、その度に「これから変われそうだ!」と興奮した覚えがあります。でも、それを行動に移さず、移したとしても三日坊主で終わってしまう。そして、また新しい本を買って、変われる!と思っても、行動を習慣化できずに終わってしまう、、その繰り返し、、
この場面、すご〜く胸に響いて、自分が恥ずかしくなりました。
本を読んで知識にするだけではなく、行動して始めて意味のあるものになるんだと、、思いっきり気付かされた場面です。
だから、前回の記事でも書いたように、自己啓発系の本は、この「夢をかなえるゾウ」だけで充分だと、思うのです。